令和4年度議会基本条例見直し検証結果
白石市議会では、分権と自治の時代にふさわしい議会の役割と議会に関する基本的事項、議会および議員の活動原則を明文化し、市民福祉の向上と市勢伸展のため、平成26年12月に白石市議会基本条例を制定しております。
また、条例の規定に基づき、一般選挙を経た任期中に、条例の目的が達成されているかどうかの見直し検証作業を行っております。
令和4年度議会基本条例見直し検証
検証経過
令和4年2月より計5回にわたって議会運営委員会を開催し、条例の検証作業を行いました。
検証作業では、令和2年2月に作成した令和元年度議会基本条例見直し検証結果を引き継ぎながら、改めてすべての条項について1条ずつ検証作業を進め、これまでの取組状況、課題・問題点を委員で提起し合い、今後の取組や方向性を議論しました。
議会運営委員会でまとめられた検証結果は、令和5年3月10日に開催した全員協議会において報告し、決定となりました。
検証方法
検証方法としては、条項ごとにその達成状況や検討事項を確認する検証シートを作成し、「A:達成」「B:一部達成」「C:未達成」の3段階の評価を行いました。
また、検証結果から必要となる今後の取組について、「A:継続」「B:検討」「C:改正」の3段階の評価を行いました。
検証結果
評価(全72項目)
A50件、B13件、C 9件
【評価基準】
A:達成(目的を達成したものまたは実施済若しくは実施継続中のもの)
B:一部達成(一部その目的を達成したものまたは一部実施したもの)
C:未達成(目的を達成できなかったものまたは未実施のもの)
今後の取組(全72項目)
A50件、B21件、C 1件 合計72件
【今後の取組基準】
A:継続(条文に従い、これまでどおり取り組むとともに向上に努めるもの)
B:検討(達成に向け新たな取組を検討するもの)
C:改正(条文の改正を検討するもの)
検証結果に基づく措置
上記の検証結果を踏まえ、今後、適切な措置を講ずるとともに、条例の目的達成のために必要があるときは、白石市議会基本条例運用基準、白石市議会申し合わせ事項の一部改正や、その他個別の要綱等の制定または一部改正等も検討してまいります。
・検証結果に基づく重点措置 [PDFファイル/436KB]