(趣旨)

第1条　この規則は、白石市奨学資金貸付条例(昭和46年白石市条例第12号。以下「条例」という。)第13条の規定に基づき、奨学資金の貸付けに関し必要な事項を定めるものとする。

(奨学生審査委員会)

第2条　奨学生審査委員会(以下「審査委員会」という。)に会長を置き、委員の互選によって定める。

第3条　審査委員会は、必要に応じて会長が招集する。

第4条　審査委員会は、第7条の規定による奨学資金借受申請書を提出した者について審査する。

第5条　奨学生の選定は、出席委員の過半数をもって決する。ただし、可否同数のときは、会長の決するところによる。

第6条　審査委員会は、審査の結果を速やかに教育委員会に通知しなければならない。

(申請の手続)

第7条　条例第4条による申請書は、奨学資金借受申請書(様式第1号。以下「借受申請書」という。)によるものとする。

(貸付けの決定)

第8条　条例第7条の規定による奨学資金の貸付決定の通知は、奨学資金貸付決定通知書(様式第3号)のとおりとする。

(契約の締結)

第9条　前条の規定による奨学資金の貸付決定の通知を受けた借受申請者(以下「奨学生」という。)は、奨学資金の借受けについて借受申請書に記入した連帯保証人2名とともに白石市奨学資金貸借契約書(様式第4号。以下「賃借契約書」という。)により市と契約を締結しなければならない。

(貸付けの方法等)

第10条　奨学資金は、前条に規定する契約に基づき、毎月1月分ずつ正規の修学を終了するまで貸付ける。ただし、特別の事由があると認めたときは、数月分をあわせて貸付けることができる。

(償還の方法等)

第11条　条例第9条に規定する償還については、第9条に規定する契約に基づき、所定の期日まで白石市指定金融機関に納入しなければならない。

(償還の免除又は猶予の手続)

第12条　条例第10条及び第11条の規定により償還の免除又は猶予を受けようとするときは、奨学生又は連帯保証人は、奨学資金償還免除、猶予申請書(様式第5号)に教育委員会が別に定める書類を添えて教育委員会に提出しなければならない。

(異動の届出等)

第13条　奨学生は、次の各号に掲げる事由が生じたときは、遅滞なくその旨を教育委員会に届け出なければならない。

(奨学資金貸付台帳の整理保存)

第14条　教育長は、奨学資金貸付台帳を備え、奨学資金の償還状況、奨学生及び保証人の異動等を常に明らかにしておかなければならない。

(委任)

第15条　この規則に定めるもののほか、必要な事項は、教育長が定める。